高原の散策では思わぬ物に出会う事がしばしばあります。漆の葉の紅葉は真っ赤でとても印象深いですが、その実についてはあまり気にしていなかったような気がします。漆はかぶれので要注意ですが、漆の木には雄の木と雌の木があり、実がなるのは雌の木だけのようです。漆によく似たハゼの木とともに、実の中に種があって、その種を覆う蝋成分を採取して、今でも会津の絵蝋燭に代表されるように、各地で蝋燭が作られているとのことです。今から500年前に会津藩主が漆の木を殖産振興した結果、会津漆器と絵蝋燭が今でも伝統工芸品として継承されているとのことです。また、曙草の蕾を見つけましたが、残念ながら花はこれからのようです。以前に撮ったものを掲載しました。
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