初夏の香り

初夏の香り
 四季を表現する言葉として、いろいろなことが古来より言われてきています。例えば、中国の詩人が「春 山笑う、夏 山滴る、秋 山装う、冬 山眠る」といったように。初夏の香りとはどんな香りでしょうか?初夏になると田んぼの田植えが始まり、代掻きや畔塗りなどで土の匂いを感じます。また、新緑の時期で、爽やかな緑の匂いがするような気がします。そして雨の季節ですが、雨はただの水ですので、匂いがありません。でも雨を分析すると「ジオスミン」という地中に棲んでいる細菌類が作っている化合物があって、雨が降るとあの匂いがするのだそうです。春は、梅や桃、桜の甘い香りで、秋は金木犀の甘い香りもありますが、スモーキーな香りと、冬は、雪が降ったり、氷が張ったり自然界の活動もおやすみモードに入り、無臭が冬の香りと言われているようです。




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