山梨県南アルプス市の中野地区は、農村の素晴らしい景観を後世に残すことを目的とした活動を行っています。富士山を眺望する棚田で有名ですが、「故郷を錦で飾り隊・中野」を作って休耕田での花の栽培を行っており、ポピーやマリーゴールドが一面に咲き誇るように準備をしているとのことです。先日、TBSの「世界遺産」で「世界一大きな棚田」とも「天空の棚田」とも言われる中国の『紅河ハニ棚田」が紹介されていました。紅川は雲南省南部を流れる川で、ハニはそこに暮らす少数民族の名前であると紹介していました。今から1200年前に、民族間の争いを避けるために、この地に辿り着いたハニ族が、3000枚とも言われる棚田を作り出したのが始まりのようです。棚田はまさに人の手で作られる景観と言えます。
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