もみじと山門

紅葉と山門
平林寺のシンボルとして有名な山門は、この時期は特に紅葉と調和し美しいですね。建築物としては、茅葺の重層入母屋造りで、石川丈山筆になる「凌霄閣」(りょうしょうかく)の額が掲げられています。石川丈山は、儒学者であり、漢詩・書道・茶道・作庭にも精通していて、煎茶の祖とも言われています。良く知られているのが寛永十八年に草庵として造った、紅葉の名所「詩仙堂」と呼ばれている凹凸窠(おうとつか)でしょう。また、多くの日本庭園で目にする「鹿威し」は、もともと田畑を荒らす鹿や猪を追い払うための仕掛け(農具)でしたが、これを庭園に取り入れたのが丈山だと言われています。






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