秋になって美しい紅葉を見せてくれる広葉樹の代表はブナの木ですね。ブナの木は、利用価値のない木として疎んじられてきました。ブナは成長が遅く、花が咲き果実が付くのに30〜50年かかりますが、なかには200年〜500年と言われる長寿のブナが各地に残っています。日本で初めて世界遺産(自然遺産))に「白神山地」が登録されてからは『緑の女王』とか『緑のダム』として注目されています。例年、この季節になると、ツキノワグマの出没ニュースがありますが、ブナの実は冬眠前の貴重な食料にもなっているからです。
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