群青色の湖

群青色の湖
 我が国には、古来より藍染の藍色、日本三代桜として有名な薄墨桜の薄墨、江戸紫、桔梗色、紺青、露草色など、古典に現れる伝統色や近代以降に広く用いられた慣用色などがあります。特に、日本画の世界では、顔料を中心に描かれていて、中でも岩絵具と言われるものが使われ、絵具の持つ美しい色彩観が見受けられます。有名な東山魁夷画伯は、群青色にこだわりがあったと言われており、その最たる作品は唐招提寺の襖絵と云われています。この日の色合いは、晴れた10月の午前5時30分頃の明け方の色合いでした。
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