茜色に染まる

茜色に染まる安曇野の朝

 茜空や茜雲は、色を表す漢字なので「夕日」に限らず「朝日」の形容にも使われていて、例えば元旦の日の出前の空を「初茜(はつあかね)」と呼んでいます。古くは邪馬台国の時代から紅花とともに赤色の染料としてアカネという植物の赤い根が布の染料として使われてきて、染め上げられた色を『茜色』と呼ぶようになったようです。『茜』の赤い色彩から紅葉を連想して秋の情景を思い浮かべたり、秋空に飛び回る赤トンボの中に「アキアカネ」という真っ赤な色のトンボからも『茜』は秋を連想させられる色と言えます。この日の朝の空を見て、ふと、直木賞作家山本一力氏が、江戸の豆腐屋夫婦とそして子供たちの、親子二代にわたるかけがえの無い家族の絆を描いた『あかね空』という人情時代小説を思い浮かべました。




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