散れば咲き 散れば咲きして 百日紅 加賀千代女
唐の時代、都のあった長安の宮廷に植えられ、百日にも渡って花を咲かせていたので『百日紅』と呼ばれる様になったそうです。中国では、植えられていた場所が「紫薇宮(しびきゅう)」でしたので漢名で「紫薇(ズウエイ)とも言われています。『さるすべり』の語源は日本独自のもので、幹がツルツルしていて滑りやすいので「木登りが得意なサルでも滑って登れない」と言うことからついた名前の様です。百日も咲くと言う中国の名前と見た目の木肌からついた日本の名前と比べて、ひとつの花としての表現の面白さがあります。
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