瞬き

　ニッコウキスゲの花言葉は、美しい花が一日で萎むことに由来しているようです。日本の野生種を開花時間で見た区分で見ると、昼咲きの禅庭花（ニッコウキスゲ）とノカンゾウ、夜咲きのユウスゲ、夜昼咲きのエゾキスゲとなっています。和名の禅庭花の由来は、栃木県日光地方（戦場ヶ原や霧降高原）に多く自生していることから日光黄菅（ニッコウキスゲ）の別名が広く知られていますが、この花が自生する戦場ヶ原を中禅寺の庭に見立てたことに因んでいるようです。