睡蓮の池

睡蓮咲く
 睡蓮は、世界の広い範囲に分布する植物で、深い切り込みが1本入った円形の葉と、水面に浮かぶ花が特徴で、池や沼で育つ水生の宿根草です。学名の「Nymphaea(ニンファエア)」は、ギリシア神話に登場する水の精「nymph(ニンフ)」に由来するとされています。ニンフは、英雄ヘラクレスに捨てられ、ナイル川に身を投じて睡蓮になったとされている妖精のことです。また、和名の「睡蓮」は、夕方になると眠る(睡る)ように花を閉じることにちなんで名付けられました。別名の「未草(ヒツジグサ)」は、未(ヒツジ)の刻(午後2時頃)に花を開くことに由来していますが、実際は朝から夕方まで花を咲かせています。

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