花菖蒲事始め

吹上菖蒲園Ⅳ 吹上菖蒲園

 花菖蒲は野や山に自生しているノハナショウブ が原種と言われ、江戸時代後期ごろから園芸用(鑑賞用)に改良が進められ、交配するごとに形や色が著しく変化することに注目され出したということです。また、花菖蒲は雌しべが他の花より大きいため、花の形を決める重要な要素になっていると考えられています。これまで5000以上の品種が作られ、色や形もバリエーションに飛んでいますね。でも、花の命は僅か三日と言われ、その三日のために丹精を込めて手入れされていることや武士が花菖蒲栽培を武士道精神の、すっくと立った雌しべに託し、精神修養の一つとして行っていた事など初めて知りました。

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