芽吹く、落葉松林

芽吹くからまつ林
 トンボの湯や星野リゾートホテルプレストンコートで有名な星野温泉界隈ですが、その入り口近くに「北原白秋の詩碑」があります。白秋が妻(佐藤菊子)とともに星野温泉に滞在していた時、朝に夕に、落葉松の林を抜けて湯川沿いを幾度となく訪れる中で、落葉松の芽吹きに感激したことから、代表作『落葉松』が生まれたと言われています。

  北原白秋  落葉松(抜粋)

   からまつの林を過ぎて           世の中よ あわれなりけり
   からまつをしみじみと見き         常なれどうれしかりけり
   からまつはさびしかりけり         山川に山がわの音
   たびゆくはさびしかりけり         からまつにからまつのかぜ
           (第一章)                (第八章)









  




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おはようございます。カラマツ林大好きです。真っ直ぐな幹と柔らかな新芽の対比、新緑のカラマツ林もいいですね。
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