天神天満

谷保天満宮本殿と牛
 日本各地には菅原道真公(菅公)をお祀りした神社があり、俗に天神様とか天満宮とかと呼ばれて親しまれていますね。菅公は死後に『天神天満』即ち『天満大自在天神』などの神号が確立することにより、菅公の神霊に対する信仰が「天神信仰」として広まりました。また、侍従している牛が、後世には菅公の「神の使い」と称され、神秘的な伝承が現在でも数多く伝えられています。この牛の信仰は「撫牛信仰」として広がり、ほとんどの天満宮に置かれていますのでお気づきの人もおられるかと思いますが、横たわった牛(臥牛)には、諸病平癒の力があると考えられています。この牛さんも多くの人に撫でられた様で、お鼻が光っていました。また、「天満宮=学業の神様」として親しまれてきたお宮ですので、今年も多くの受験生がお参りしたようで、願いが届いたという感謝の絵馬も見受けられました。 




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コメント

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高尾のみころも霊堂内の高尾天神様にも、大きな道真公の銅像がありました。神社仏閣も起源を知ると色々と面白いですね。
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